2020年発売,配信の印象に残ったカバー,Remix曲7選
2020年発売,配信の印象に残ったカバー,Remix曲7選
はじめましての方ははじめまして、
KUSHIと申します。
※この記事はこちらの記事の番外編です。また、本編ではなまおじさん主催の楽曲オタク Advent Calendar に参加させてもらっているのでこちらもよろしくお願いいたします。
本編に飽き足らず今年は、カバー,Remix曲も良い曲が多かったのでメモの様にサクっと記しておきます。
1.北の宿から/UA(原曲:都はるみ)
CD,配信ともに2月22日
作詞:阿久悠
作曲:小林亜星
本編曲:鈴木正人(LITTLE CREATURES)
このカバーを知ったきっかけはUAさんが11月にyoutubeチャンネルを開設していたので、曲を聴いて久しぶりにUA楽曲を漁ろうかな~とspotifyで調べていると偶然知ったカバー曲です。
イントロのエレピからもう好き。そしてドラムの入り,UAの声質。完璧。隙が無い。この曲を聴いてR&Bと演歌の親和性って凄いな~と思ってしまいました。演歌特有のメロディーがテンションコード+R&Bのリズムと美味しく重なって豪華料理を食べている気分になります。特にリズムなんですがキックが16分に入ってたり、サビのLギターが後ろノリの感じとか大好きです。美味し過ぎます…
2.エイリアンズ/KMNZ LITA(原曲:キリンジ)
動画配信7月31日
作詞,作曲:堀込泰行
本編曲:zukio
言わずもがなの名曲は沢山の人にカバーされますが今年はVtuberがこの曲を歌った印象があります。アコギ,コーラスのみの森中花咲さんver.や現代的な音,アレンジをした花譜さんver.も素晴らしいのですが、KMNZ LITAさんのカバーをよく聴いていたのでこちらを挙げさせて頂きました。
オケは原曲そのままな感じでLITAさんの声質が合いますね。EGO-WRAPPIN'の「色彩のブルース」のカバー等とかもそうなんですけど声質がバラードに合うんですよね。その良さがこの曲にも表れていると思います。しみじみ。
他曲ではrapでバキバキにかっこよく決めてくるんですよねLITAさん…かっこよ…
3.秘密/ORESAMA(原曲:ORESAMA)
動画配信8月20日
※クレジットが分からなかったので省略
ORESAMAは今年、今までの発表曲を「Dressup cover」と題し、セルフカバーをyoutubeに上げているのですが(12月20日現在11曲動画で上がっている)、その中でも好きなのが「秘密」です。
原曲はピアノが綺麗で、最後にstringsが入って盛り上がるバラードになっている(こちらも良い楽曲。聴いてみて欲しい。)曲になっているのですが、本ver.はイラスト絵からしても「青」を連想させる曲になっていると思います。メロウなギター,リバースなSE,リバーブ感等冷たく奥深い、まるで深海なイメージを連想しました。バラードをLo-fiなサウンドにするのは勇気がいると思いますが、見事にこの曲が持っている良さを別の表現で表した楽曲だと思います。
4.Vampiregirl/UNISON SQUARE GARDEN(原曲:9mm Parabellum Bullet)
配信8月26日,CD9月9日
作詞:菅原卓郎
作曲:滝善充
9mmのトリビュートアルバムで他にもピアノが映えているRyu Matsuyamaの「The World」やDubアレンジなキツネツキfeat.タブゾンビ(SOIL&“PIMP”SESSIONS)&栗原健の「黒い森の旅人」も滅茶苦茶良かったのですが、Disc1の1曲目、即ち一番初めに位置するこの曲を挙げました。
このカバーを初めて聴いた時、思わず笑ってしまいました。原曲と聴き比べると分かるんですが、無茶苦茶なことやっています。拍子(4/4拍子→4/4+3/4拍子)を変えていますし、BPMが速くなっていますし、歌詞ちょっと変わってますし。何故本家より複雑にしてしまうのか…UNISON恐るべし。
5.MONSTER DANCE/双海亜美(原曲:KEYTALK)
動画配信10月9日,CD11月11日
作詞,作曲:首藤義勝
本編曲→Guiter:太田翼
Other Instrument&Programing:坪田修平[TRYTONELABO]
この動画をクリックするまでまさか本当にKEYTALKのMONSTERDANCEとは思わなかったです。ただ、滅茶苦茶合うなと思いましたが、聴いてみたら合い過ぎてびっくりしました。カツ+カレー=カツカレーです。選曲した青汁100%Pさん流石です…
双海亜美の無邪気な舌足らずな声がこの曲に合い過ぎる…「今すぐに」の所ほんのちょっとだけクールな感じがするギャップもいい…
今思えばKEYTALKの楽曲ってアイドルカバーしても全然違和感ないですよね(多分)。作詞,作曲した首藤義勝さんはアイドルに楽曲提供していますし。約束された親和性ってヤツか…
ちなみに原曲はこちらです。
6.悲しみSWING/フットボールアワー・後藤輝基(原曲:本田美奈子.)
CD,配信ともに10月28日
作詞 :小林和子
作曲 :西木栄二
編曲 :澤部渡(スカート)
ご存知の方もいると思いますがフットボールアワーの後藤さんはGO☆TO名義で曲を出していたり、テレ東「ゴッドタン」の「芸人マジ歌選手権」で好きなアーティストであるBLANKEY JET CITYに影響を受けたオリジナルソングを歌っていたり、音楽活動を行っている芸人でもあります。
この曲を収録しているアルバムを全面的にプロデュースしているのが藤井隆さんなんですが、それぞれ人にあった選曲が素晴らしい。今までの楽曲とは一味違う後藤さんの別の魅力を引き出していますね。「SWING SWING」の歌い回しは彼ならではな感じがしますね。
原曲はスネアにリバーブが掛かっているのに対し、本ver.では乾いたスネアになっていますね。打ち込みベースとスラップベースの2つのベースがある本ver.は全体的に聴いてもどこかタイトでリズム的な編曲になっていると思いました。
7.LOVE IS EVERYTHING/LUPIN THE THIRD JAM Remixed by WONK(原曲:木村昇 )
配信12月9日
作詞:奈良橋陽子
作曲:大野雄二
あ~落ち着く~
何も言うことない(文章の放棄)。良い。
Lo-fiサウンドでキックが強めでスネアの音も良い。メロウでゆったりとした時間が流れる=チルいですね。
このルパン三世シリーズの他の方アレンジも素晴らしいです(他RemixerはAmPm,Kan Sano,banvox,Moe shop,YUC'e)。興味ある人は是非聴いてみて下さい。
おわりに
本当にザッと書きました。オリジナルソングも勿論良いですけどカバーにはカバーの良さがある!という訳で書き記しました。
最後まで拝読ありがとうございました!皆さんの記事も素晴らしいので是非アドベントカレンダーへ!
(再び貼る)↓